2006年09月01日

腎生検

腎生検。
背中から針を刺して腎臓の細胞を採取して腎臓組織を調べる検査です。腎臓の状態がどの程度のものか、詳しく調べて今後の治療方針を決めるためにも腎生検が必要でした。
6日間の入院でした。

もうかれこれ10年以上も前のことなので記憶も曖昧なところもありますし、医学も発達しているので現在とは違う部分もあるかもしれませんが・・・

検査室まではストレッチャーで運ばれ、(元気なのに病人気分)
冷たい台の上にうつぶせになります。
医師がエコーを見ながら「ここが腎臓だよー」などと教えてくれますが素人の私にはぜんぜんわかりません。

背中を消毒し、麻酔の注射をうちます。
これは想像していたよりも痛かった…

その後、専用の針を背中に刺します。
麻酔がかかっているので痛くはないはずなのですが
何ともいえない感じ…。
1回はとれなくて、2回目で成功。

医師が採れた物体を見せてくれました。
ガーゼの上にのった白い糸のようなもの・・・
想像していた色(本でよくみるのは茶色だったから)とは全然違っていたので
「ギョウ虫?」と思ったくらいです。ただ、まわりに少し血がついていたので
「あー体の中からでたんだなー」
と実感しました。
終わった時には涙がちょっと出てしまいました。


検査の後は腰に固い枕のようなものをあててあお向けで寝ていました。
「穴」からビューっと血がでそうでくしゃみや咳をするのも怖かったです。(実際はそんなことはありません)
でも何より辛かったのはトイレでした。
寝たまましなくてはいけなかったのです・・・
簡単なようでもなかなかできないものです。
看護婦さんがきて
「検査のあとだから真っ赤なおしっこがでるかもしれないけど大丈夫だからねー」
と・・・。そんなことを言われると余計に怖くてしばらくできませんでした。
結局真っ赤なおしっこはでませんでしたが。


1週間後に結果がでました。
慢性腎炎のなかの「Iga腎症」という病気でした。
仕事はデスクワークを選び、激しい運動、体を冷やすことは避けてくださいと言われました。
最後に医師に
「なるべく早く結婚して子供産んでね」
と言われました。
時が経つにつれて腎機能が落ちていくということなのでしょう。

その時決まっていた仕事は幼稚園の先生。
今は具合がわるくなくても
将来自分の子供が産めなくなるのが恐怖でした。
幼稚園には迷惑をかけてしまいましたが、仕事はあきらめることに
なりました。

友達はみんな先生や企業に勤め始め、希望にあふれているといった感じでした。自分は今までの人生で最大の挫折を味わっている…
このときは病気そのものよりも精神的ダメージの方が辛かったな…。




posted by さつき at 13:23| Comment(1) | TrackBack(0) | 腎炎のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント

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腰をお大事に。
Posted by 腰痛アドバイザー at 2008年08月30日 17:45
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